生き方を見つめるメモ

相談の場で残る違和感と、あとから気づいたこと

相談の場では、
ご自身の思いを丁寧に、途切れることなく語ってくださる方と向き合うことがあります。

力になりたいという気持ちはある一方で、
お話の背景や気持ちを十分にくみ取れたかどうか、
自分の理解が追いついていないように感じる場面もあります。

言葉の意味を確認しながら関わっていても、
その方の感じている世界をうまく言語化できず、
面談後に
「今の関わりは、その方にとって意味のある時間だったのだろうか」
と、振り返ることがあります。

そうした気持ちを先輩に相談した際、
「内容を整理できたかどうか」だけが支援の価値ではない、
という視点
を教えてもらいました。

背景には、
言葉にならない孤独感や、
ご本人もまだ整理できていない思いがある場合もあります。
そのすべてを理解できなくても、
わかろうとする姿勢で話を受け止める時間そのものが、
その方にとって安心につながることもある
、という考え方です。

振り返ると、
自分の中に残ったモヤモヤは、
「十分にできた実感が持てなかった」ことから来ていたのかもしれません。

それでも、
相手の話を遮らず、
その場で向き合おうとした時間があったこと自体は、
決して無意味ではなかったのだと思えるようになりました。

支援の場では、
すぐに答えが見えない関わりや、
成果がはっきりしない時間もあります。

それでも、
「その時間を共に過ごした」という事実が、
静かに意味を持つこともある。

そんなふうに捉え直すことで、
少し気持ちが軽くなった経験でした。


ブログ著者である現役医療職の私が、職場で言えない愚痴や不安を安心してお聞きします。日々の疲れも整理でき、少し心が軽くなる時間です。
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