80歳になった時に過去の選択を振り返った際に後悔しないか考えよう。
―参考:ジェフ・ベゾス 2021. Invent & Wander ジェフ・ベゾス Collected Writings. ダイヤモンド社
選択に迷ったとき、
「どちらが正しいか」ではなく、
「あとで後悔しないかどうか」を考えてみる、
という考え方があります。
たとえば、
80歳になった自分が、今の選択を振り返ったとき、
どう感じるだろうか、と想像してみる。
「やっておけばよかったな」
「なぜ、あのとき動かなかったんだろう」
そんな後悔は、できれば少なくしたいものです。
ただ、
80歳の自分を想像するといっても、
将来の姿がはっきり見えるわけではありません。
どんな暮らしをしているのか、
どんな気持ちで毎日を過ごしているのか。
正直、自分でもよくわからない。
それが自然だと思います。
将来の自分は、
今の自分がはっきり自覚できている存在ではないからです。
それでも、
選択に迷ったときに、
80歳の自分を想像すると、
ふと湧いてくる感覚があります。
「これは、後で気にしそうだな」
「やらなかったら、心に残りそうだな」
理由はうまく説明できなくても、
なぜか引っかかる選択。
その感覚は、
言葉にならないままの
将来の自分からのサイン
なのかもしれません。
将来の自分を
明確に思い描けなくてもいい。
目標や理想が
はっきりしていなくてもいい。
それでも、
「後悔したくない」という感覚に
耳を傾けることはできます。
その感覚を無視せず、
ほんの少しだけ尊重してみる。
それが、
未来に向かって進むための
現実的な選択になることもあります。
今は余裕がなくて、
前向きになれなくてもいい。
大きな決断ができなくてもいい。
ただ、
将来の自分が
「それは、間違いじゃなかった」と
言ってくれそうな方を選ぶ。
それだけで、
振り返ったときの後悔は、
少しずつ減っていくのではないかと思います。