心が軽くなる言葉

最初に声を出した人へ、静かな敬意を

どんな仕事でも、一番偉いのは“最初に案を出す人”。批判はだれでもでいる。しかし、“最初に案を出す”のは勇気もいるし、より皆からバカにされないように一生懸命勉強しなければいけない。だから最初に案を出すやつを尊重するのは仕事では当たり前です。
安達裕哉(2023) 頭のいい人が話す前に考えていること ダイヤモンド社

仕事の場でも、日常でも。
最初に「案」を出す人は、とても勇気のある人だと思います。

意見を言うこと、批判することは、実はそれほど難しくありません。
でも、何もないところから考えて、言葉にして、前に出すのは別です。
そこには、不安も緊張も、「否定されたらどうしよう」という怖さもあります。

だからこそ、最初の一歩を踏み出した人は、それだけで尊重される存在なのだと思います。

誰もが「それ、いいと思ってた」と感じていても、口に出さないことは多い。
後からなら、評価も指摘もできる。
けれど、最初に出すという行為そのものには、大きなエネルギーが必要です。

案を出せば、当然、意見も集まります。
時には厳しい言葉に触れることもあるでしょう。
それが「案」への指摘だと頭ではわかっていても、
自分自身を否定されたように感じてしまう瞬間もあります。

それでもなお、新しい案を出せる人がいる。
その事実は、もっと大切にされていい。

完璧じゃなくてもいい。洗練されていなくてもいい。
まず出した、という事実には意味がある。
そこからしか、何も始まらないからです。

誰かの案を見るとき。
そして、もし自分が何かを思いついたとき。

「最初に出す勇気」を、忘れずにいたい。

著:安達 裕哉
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