支援者としての歩み

同じ話を繰り返す理由——傾聴で気づいた“行動の怖さ”と向き合う瞬間

傾聴の場では、相談者が同じ内容を何度も繰り返すことがあります。
話すたびに結論はいつも同じ——それでもまた同じ話に戻ってしまう。

その様子を見ながら、私はふと気づきました。
相談者は、結論を「行動に移すこと」が怖いからこそ、同じ話を繰り返してしまうのではないか、と。

考えてみれば、私自身にも覚えがあります。
頭では結論が出ていても、いざ一歩踏み出そうとすると、勇気が必要で足がすくむことがあります。
「分かっているのに動けない」という状態は、誰にでも起こり得るのだと思いました。

相談者の繰り返される言葉の中には、
“本当は動きたいけれど怖い”
という心の叫びが隠れているのかもしれません。


ブログ著者である現役医療職の私が、職場で言えない愚痴や不安を安心してお聞きします。日々の疲れも整理でき、少し心が軽くなる時間です。
安心して話せる傾聴サービスはこちら↓
医療職専門|あなたの悩み・不安をやさしく聴きます 現場を知る医療職が、丁寧に寄り添います

-支援者としての歩み